ありのまま vs 気遣い
ありのままの自分でいられる、というのは、
お付き合いや結婚の決め手としてよく語られる言葉である。
自分の感情を素直に表現する娘を見て、
ああ、この子はありのままの自分で毎日生きているんだろうな、と思う。
(本当はそうではないかもしれないけれど。)
でも社会人や母として日々生活する私は、
会社では周りに気を遣い、家庭では娘に気を配って過ごしている。
ありのままの自分でいる時間っていつなんだろう。
年を重ねるにつれて、気を遣って生きることが増えてきた気がする。
その方が生きやすくなる気がするから。
でもね、生きやすくなるために気を遣って過ごしているのに、
だんだん生きにくくなってきたのはなぜだろう。